
"Reflections — Flow Lines of Wa"
やわらかな曲線と、「和」という静かな考え方から生まれた部屋です。日本と西洋の空間が無理なく溶け合い、その中心に貸切の露天風呂があります。

壁のひとつ、曲線のひとつ、廊下の一本まで、意図をもって設計しました。アートを壁に掛けたホテルではなく、建物そのものが作品です。


やわらかな曲線と、「和」という静かな考え方から生まれた部屋です。日本と西洋の空間が無理なく溶け合い、その中心に貸切の露天風呂があります。

力強く、前を向いた、エネルギーのある部屋。日本のこれからを担う作家たちの作品を、貸切の露天風呂が静かに受けとめています。

素材は、時とともにどう変わるか、どんな手ざわりか、一日のなかでどう表情を変えるかで選びました。打ちっぱなしのコンクリートは、朝の光と夜の光をまったく違うかたちで受けとめます。

色を合わせるために選んだ複製ではありません。すべての作品は、その空間との関係——そしてそこに立つ人との関係で、作家とキュレーターが選んだものです。
SHIKIでの体験はどれも、ご滞在を豊かにするために考えられています。よろこびが生まれ、感覚が目を覚まし、記憶に残る時間になるように。身体をほぐし、心を静め、気持ちを少しだけ高くしてくれるように。
SHIKIの何もない壁は、空だったのではありません。ずっと、耳を澄ませていました。
本来のリズムと元気を取り戻して、すっきりと、落ち着いた気持ちで、次の瞬間を迎えられるように。
好奇心と驚きを呼び起こし、まわりの環境と深くつながって、新しい体験のひとつひとつに心を動かされるように。
あとに残る時間をつくる。よろこびと、つながりと、ふと立ち止まって考える感覚が、ご滞在のあとも長く続くように。
日常から少し離れて、深く休む。やわらかく、けれど確かな静けさと、続いていく回復を。
この建築について
知っておいていただきたいこと
SHIKIは、ひとつの様式には属していません。静かで意味のあるものをつくる日本の伝統を下敷きにしながら、打ちっぱなしのコンクリート、あたたかみのある木、自然石といった現代の素材を、そのままの表情で使っています。根を張っていながら現代的で、どこか懐かしく、けれどほかにはない空間になりました。
コンクリートを選んだのは、そっけなさのためではありません。素材そのままの正直さと、光の受けとめかたのためです。朝は冷たい灰色。昼を過ぎるとあたたかみが出て、夕方にはすっと後ろに退いていきます。ここまで静かに、そして完全に部屋の空気を変えてしまう素材は、ほかにありません。
この二つを別々に考えたことはありません。壁も、寸法も、部屋のなかの流れも、置く作品を思い浮かべながら設計しました。建築ができてからアートを足したのではなく、同時に生まれて、互いのかたちを決めていきました。
ご希望のお時間で、ゆっくりとご案内するために、ご予約をおすすめします。人気の高い体験はとくに、お早めにどうぞ。
どのお部屋にも、それぞれの人格があります。2階のReflectionsは、やわらかな曲線と、相反するものが調和する「和」の考えかたからかたちづくられました。3階のRising Sunは前を向いた部屋です。力強く、大胆で、日本の新しい現代作家の作品が生き生きと並びます。SHIKIで部屋を選ぶことは、同じ建物の違う体験を選ぶことでもあります。
かなり深く考えました。窓の位置も、天井の高さも、すべての面の仕上げも、一日のなかで光がどう動いていくかを見ながら決めています。SHIKIは、朝7時と夜7時ではまったく違う建物です。それは、はじめから意図したことでした。

大切な日を、大切な人と。少人数の集まりや、うれしい記念日、分かち合う時間のために整えた空間です。
アートと文化について →